ベスト16進出も早大に一歩届かず

5月2日、専修大学生田キャンパス(神奈川県)にて第75回関東大学バスケットボール選手権大会第3節早稲田大戦が行われた。結果は以下の通り。
| 〇駒大 85 - 101 早大● |
|---|
| 1Q |
| 25-22 |
| 2Q |
| 41-52 |
| 3Q |
| 65-83 |
| 4Q |
| 85-101 |
前節の専修大への劇的勝利の流れそのまま、昨季、1部リーグ1位の早稲田大との対戦となった。
18番梅田晄希のフローターから始まる第1Q。相手の高いディフェンス力に阻まれ、一時7点差をつけられるも、17番藤田大輝や19番関健朗のスリーで同点まで巻き返す。残り0.4秒で5番佐藤慶太郎がバスケットカウントを獲得。チームは流れをつかんで第1Qは25-22で終了。
第2Q、65番茂呂春斗がゴール下を決め、このまま得点を重ねたいところだったが、早大のスピード力のあるオフェンスや、高精度のスリーに翻弄される。23番内山遥樹のナイスリバウンドから速攻が決まるも、1本が入らない悔しい時間が続き41-52で第3Qへ。
7番遠山広貴のゴール下から始まる第3Q。序盤からディフェンスで存在感をみせる65番茂呂のスリー。さらに、18番梅田、17番藤田のスリーが決まる。23番内山がパスカットから速攻に持ち込み、流れをつかもうとするが、相手の高いシュート率が崩れず、なかなか点差が縮まらないまま65対83で最終Qへ。
第4Q、24番山﨑成隆がゴール下で決め駒大が2Q連続の先制。その後、41番森田空翔がバスケットカウントを得る。残り4分、17番藤田がまたもやスリーを2連続決め、相手の高いシュート率に対抗していく。しかし、点差は縮まらず、残り1秒で24番山﨑が速攻を決めるが、85対101で試合終了。
試合には負けたものの、前戦で12年ぶりに1部チームへの勝利を手にし、昨年の悔しさを糧に確実に前進している駒大バスケ部。今後の新人戦、リーグ戦に期待がかかる。
◆インタビュー
◆前田祥太ヘッドコーチ

ーー今日の試合を振り返って
「今大会で1部のチームに勝ってベスト8になることが目標だった。久しぶりにベスト16に入って、ベスト8の一歩手前のところまで来たからこそ、絶対勝ちたいという思いだった」
ーー昨年のリーグ戦 1部 1位との対戦だったが、何を意識して試合に臨んでいたか
「早大は、昨年の1部リーグでもセットというよりどんどんトランジションで空いたら打つというスタイル。やはり100点を超えるような、オフェンスをしてくるチームだというのは分かっていた。少しでもシュートを外させるというところと嫌なシュートをするというところ、また、セカンドチャンスを与えないようにするために、リバウンドを頑張ろうと話していた。しかし、そこで粘りきれなかった」
ーー良かった点・改善したい点
「良かった点は、最後まで戦いきれた点。やはり、20点30点と点差が開いてしまうと、流れがガラッと変わってしまう部分はあるが、そこからもう1回カムバックすることができた。改善したい点は、最初の入りでやろうと話していたことをやらずに、頭が真っ白になってるような感じでプレイに入ってしまったこと。そのため、1Qの点数だけ見れば勝ってはいるが、その入りが凄く悪く、1度不必要なタイムをとり、喝を入れてからスイッチが入ったという感じだった。また、プレーの部分では、インサイドのところがもう少ししっかりしないとプレーが成り立たないと思う。そこを成長させていきたい」
ーー新チームの強化していきたい点
「今年に入ってディフェンスの部分などを厳しく言っている。そこをもう1度リーグ戦に向けて、足腰を強化し、粘り強く戦えるチームにしたい。オフェンスに関しては、1ポジから5ポジまでボールが止まらないようなオフェンスを目指している。そこをできると、的を絞らせないようなオフェンスができてくる。そういったところをリーグ戦に向けて強化していきたい」
ーー新人戦とリーグ戦のそれぞれの目標
「新人戦は全国に新人以下で出たいという気持ちはあるが、まずは初戦で勝つことが目標。国士舘大には留学生もいて、 1、2年生の凄く良い選手もいる。そこにまず全力を尽くしていきたい。駒大は、1、2年生の試合経験が少ない選手が多いため、思い切ってやってほしい。リーグ戦に関しては、昨年 11位だった。昨年も今大会と同様に、あと少しのところで負ける試合が多く、途中で崩れてしまった。どこも強豪だが、1つずつ勝って、インカレに出るということが目標。おそらく選手たちも今大会で自分たちがやろうとしてることをやれば、そういうチャンスがあるということを分かっていると思う。だからこそ、そこをぶらさないようにするということが私の仕事だと思う」
◆茂呂春斗(法3)

ーー今日の試合を振り返って
「元々1部で格上の相手ということで自分たちが劣っている部分は多かったが、その中で自分たちの強みであるディフェンスや速攻を出せた。結果は負けてしまったけど良い試合内容だった」
ーー昨年のリーグ戦1部1位との対戦だったがどういうことを意識して試合に臨んでいたか
「相手はスリーが強みのチームで相手のエースにスリーで勢いづかせたくないので対策していたが、第3Qでスリーを決められて点差が開いてしまった。ある程度徹底していたところもあったが、もっと詰めていけたと思う」
ーー良かった点
「個人としてはリバウンドなど絡めるところは絡んでいって、勢いづけさせることができた。チームとしてはディフェンスから速攻で良いプレーに持ち込めたり、17番藤田がスリー入っていたのでそこで攻めようとなってしっかり攻めることができた」
ーー改善したい点
「自分たちは100点を取れるチームではない。今日の20点差のところで相手のスリーだったり、オフェンスリバウンドを取られて点差が開いたのでいらない失点や守れたリバウンドをもっと意識してやっていきたい」
ーー茂呂選手のディフェンスでチームがより盛り上がったところがあるが、意識していることは
「自分より相手は身長も高くてガタイといいので、そことただ競り合ったら勝てないので駆け引きをしつつ、相手の嫌なことをずっとし続けていき、常に自分が有利に立てるようにしていた」
ーー個人でさらに強化していきたい点
「ぶつかられた時のシュート率があまり良くなかったので、そこをもっと体強くして強くシュートできるようにしていきたい」
ーー新人戦があるが、1、2年生に期待していること
「今日、17番藤田が1番点を取っているということで藤田はスリーとか(シュート)を頑張ってもらいたい。他の1、2年生もすごく良い選手が多いのでそこで良いバスケ出来ると思うので、テンポを上げて駒大バスケをやってもらいたい」
ーーリーグ戦に向けて
「今日、早大とこの内容で(試合を)やれたというのはすごく良い経験になったと思う。この内容を引き続きやっていけば1部昇格の夢も見えてくるので、1部昇格を目指してやっていきたい」
◆藤田大輝(商2)

ーー今日の試合振り返って
「相手が去年の1部リーグ 1位ということで、そのトッププレイヤーたちの強度というのを肌で感じられた部分では、いいものだったんじゃないかなと思う」
ーー具体的に練っていた対策等はあったか
「相手どうこうよりも、自分たちのやるべきことをやってからの試合展開だと思ったので、そういった部分でやることをやろうっていう風にチームでは話していた」
ーー良かった点
「アグレッシブにプレーしてシュートを狙いつつ、得点を重ねることができたこと」
ーー改善点
「相手のエース選手に得点を取られたのと、ディフェンスの部分で自分の強度が落ちてしまったこと」
ーー藤田選手の高いシュート率が光った試合だったと思うが、その点自身ではどう感じるか
「練習してきたことを出そうと思って望んだ試合だったので、そこは出たんじゃないかと思う」
ーー新人戦に向けて
「新人戦も楽に勝てる試合が 1つもなく、その中でも自分たちの120パーセントの力を出さないと多分勝てないと思う。もう一回最初からではないが、また努力して練習して頑張っていきたい」


