第26回市民ロースクール「親権行使について考える」のお知らせ

Date:2026.06.15

駒澤大学法科大学院では、世田谷区にある唯一の法科大学院として、身近な法律の問題に関する情報や知識を提供するための連続講座、「市民ロースクール」を開催しています。
第26回目となる今回は、「親権行使について考える」をテーマとして、東北大学名誉教授の水野 紀子氏にお話を伺います。どなたでも無料でご参加いただけますので、ぜひお越しください。

※本イベントは事前申込制です。参加ご希望の方は、こちら(申し込みフォーム)よりご応募ください(受付期間:6月15日(月)10時~7月10日(金)12時)。

テーマ  

「親権行使について考える」
日時

7月11日(土)10:00~11:30

※9:30開場/9:50までにご入館ください

会場 駒澤大学法科大学院棟4階402教室
講演者

水野 紀子氏
東北大学名誉教授。1955年生。民法・家族法を専攻。東京大学法学部卒。東京大学助手、名古屋大学助教授・教授、東北大学教授、白鴎大学教授を歴任。1996年婚姻法改正要綱を策定した民法部会身分法小委員会幹事をはじめ、2024年離婚後共同親権等の家族法制改正を提案した部会委員まで、法制審議会各種部会において家族法の改正作業に従事。

概要

民法改正によって認められた離婚後共同親権が今年から施行された。離婚後の親権者は母親になるほうが圧倒的であるため、離婚後の父親が共同親権を求めて不当な支配を続けようとするのではないかという懸念が、立法時から強く危惧された。しかし夫婦としては失敗しても親としては協力していきたいと望むカップルも存在し、西欧諸国では、共同親権が続くほうが原則となっている。

この問題の背景には、親権という概念と親権行使についての日本法の特徴が横たわっている。明治民法が立法されたとき、親権制限は日本の醇風美俗に反するとして反対論が強かった。現在でも日本の親権制限はきわめて例外的である。日本の抱える問題について、歴史と比較法の観点から考えてみたい。

定員

50名