駒澤大学

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図書館Library

図書館長より

駒澤大学図書館は独立した建物としては1世紀以上の長い歴史の中で約120万冊の蔵書、約1万種類の雑誌、多くの貴重図書等を集積してきた。近年ではインターネットの急速な普及や電子化に対応するためデータベース、電子ジャーナル、電子ブック等の充実を図り本学の研究教育の支援に力を入れている。また利用者教育・情報リテラシー教育、学修支援も大きな比重を占めている。さらに最近では大学開放の考え方に基づき学外利用者へのサービスも拡大される傾向にある。
今日、大学では「学びの質」「教育の質」保証が問われ求められる時代となり、本学の教育改革の進展に見られるとおりアクティブラーニングを支援する活動の場として図書館が新しい姿を示している。プレゼンテーションの準備やグループ学習支援のためにラーニングコモンズの動向に対応し、単に読書をする場から使い勝手のよい、新たな学習交流の場を提供する施設を目指している。図書館の学修支援力は今後ますます必要とされ、そこに図書館自体が直接関与し多様な学修ニーズに対応可能な図書館環境の一層の整備が望まれる。
また今後の大学図書館に求められる重要な機能の1つとして大学の研究活動そのものへの関与の必要性が各所で議論されている。今日では自分のオフィスや自宅からネット経由で論文等を検索し、必要な論文等をダウンロードすることが可能となっている。したがって図書館に直接通うことなく必要な情報を得ることが出来、図書館に足を運ぶ必要もない。いわゆる非来館型利用者への対応である。加速度的に進展する資料の電子化や学術情報流通の変化に伴い、データベースの利便性向上・充実をはじめ、電子ジャーナルや電子ブックをどのように図書館ユーザーに提示していくのか、時代の変化や社会の流れから取り残されることなく対応していく必要があろう。今後とも学術機関リポジトリの拡充、電子貴重書庫や展示により本学の研究成果や歴史的遺産である資料等を国内外に積極的に発信していかねばならない。そしてオープンアクセス制度の拡充とさらにオープンサイエンス時代への対応にも取り組んでいくことになろう。
さらに、大学図書館に求められている役割として一般開放による学外利用者数の増大への対応も挙げられる。駒澤大学図書館もその例外ではない。年次報告書が示すとおり年間1000名を超す学外利用者がおり、従来のステークホルダーの範囲も拡大を見せている。地域貢献・社会貢献という側面から大学図書館が独自にその役割を果たしていかねばならない。
このように図書館は従来にも増して多様に広がり続ける役割を遂行していくことが求められている。図書館員ともども本学の学修・教育、研究、社会貢献の知的情報基盤として機能するよう努めていく所存である。
最後になるが駒澤大学のキャッチコピーである「未来に繋ぐ 自分に繋げる」ときに、本学図書館を介して利用者の皆さんの新たな知の創成に繋がらんことを願っている。

図書館長 伊藤 秀一

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