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家忠日記(いえただにっき)

今日の一冊

松平家忠筆
天正5(1577)-文禄3(1594)
210.5/558

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徳川家康に仕えた松平主殿助家忠の日記。肥前松平家旧蔵家忠自筆本。天正5(1577)年10月から文禄3(1594)年10月までの十八年間におよぶ。

続史料大成『家忠日記』の底本。東京大学史料編纂所よって整備され、写本二通が作られている。

家忠は三河深溝の出で、天正3(1575)年以来家康に仕え、慶長5(1600)年の関が原の戦いでは石田三成の挙兵を誘い、伏見城において討死している。

この日記について、続史料大成は「松平家忠個人の私的日記で、家の記録・職掌にもとづく記録というように何らかの目的をもって記されたという性格を有するものではない」とし、「本日記に描かれる歴史的世界は極めて限られた範囲にとどまらざるを得ないが、反面かかる性格の故に、記された記事自体は極めて信憑性の高いものといえよう」とする。

連歌師との交友や和歌に関する記述、ところどころに挿絵も書き込まれており、文人武士家忠を通した安土桃山時代の文芸の一側面も見ることができる。

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