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明月記(めいげつき)

今日の一冊

藤原定家筆
断簡
建暦3(1213)年
1軸 本紙縦31.2cm、横44cm

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『明月記』は鎌倉初期の歌人、藤原定家(1162~1241)が19歳から56年間書き続けた日記である。自筆本と写本とで知承4(1180)年から嘉禎元年(1235)まで現存するが、脱落している部分もある。

公武関係や和歌・故実について詳細に記されており、様々な人間関係を評した部分や『新古今和歌集』の撰集過程を撰者として記した部分などに特色がある。

日記名は定家が住吉社にこもって祈願した際の霊告「汝月明らかなり」により自ら命名されてといわれる。

自筆の多くは冷泉家時雨亭文庫に所蔵されているが、流出したものも多く、茶掛けなどのために分割されたものも多い。本学所蔵もその一つであろうか。

建暦3(1213)年正月一日条の後半、節会の記録の最終部分、及び二日条の冒頭、承明門院への見舞い記事の一部である。
定家は当時53歳、従三位侍従である。ただし、該当部分の一部が東山文庫蔵断簡にある。

内容、字体などから、様々な可能性が考えられる。

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