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与謝野晶子 自筆葉書 みだれ髪初版

今日の一冊

与謝野晶子(1878~1942)著
自筆葉書(1)
[写真左]
昭和9(1934)年7月2日消印 三宅克己・誠子宛
自筆葉書(2)
[写真右]
執筆年不明11月14日消印 有賀精・きみ子宛
みだれ髪
明治34(1901)年初版

与謝野晶子は現在の大阪府堺市出身の作家・歌人。機関誌『明星』の創立者与謝野鉄幹と激しい恋愛のすえ結婚をしている。結婚前の22歳の時に、「やは肌」「乳ぶさ」といった大胆な官能をうたった第一歌集『みだれ髪』で衝撃的なデビューをして、『明星』派浪漫主義を代表する女性歌人となる。

11度の出産を経験し、家計を支える一方、生涯に詠んだ歌は5万首にも及ぶといわれ、また『源氏物語』の現代語訳、女性問題の社会論評(※1)など、現在でも稀に見るエネルギッシュな女性であった。

自筆葉書(1)の三宅克己は「白馬会」(※2)のメンバーで、『明星』ともかかわりの深い画家。

自筆葉書(2)の有賀夫妻は与謝野夫妻の親友で、晶子が晩年過ごした山梨県上野原市のホテル「依水荘」の主人。「御坂峠天下の富士」と題した絵葉書「富士のもみぢは御坂峠よりかえって精進湖、山中湖がよろしい」。

※1 「婦人は男子にも国家にも寄りかかるべきではない」と主張をする。
※2 明治期の美術団体

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