「駒澤大学ーSiemens Healthineers画像診断人材教育センター」のオープニングセレモニーおよび施設内覧会を開催しました
10月15日(木)に、シーメンスヘルスケア株式会社との産学連携契約(2026年2月締結)に基づき、「駒澤大学ーSiemens Healthineers画像診断人材教育センター」を開設し、オープニングセレモニーおよび施設内覧会を開催しました。
会場には医療関係者、報道関係者、教育機関関係者、および両者の関係者など100名を超える参加がありました。
本センターは、高度化する画像診断および放射線治療を支える次世代の医療人材育成を目的とした教育施設です。大学教育と企業による医療従事者向けトレーニングを融合した、国内でも類例の少ない実践的な産学連携モデルとなります。
本センターの特徴と導入機器
センター内には、シーメンスヘルスケアの最新鋭の医療機器(実機)を導入し、高度な教育・研究環境を整備しています。
【導入機器】
・全身用X線CT診断装置 「SOMATOM go.Top」 (認証番号:230AABZX00028000)
・超電導磁石式全身用MR装置 「MAGNETOM Flow.Elite」 (認証番号:307AABZX00042000)
・X線CT組合せ型SPECT装置 「Symbia Pro.specta」 (認証番号:21800BZY1
さらに、シーメンスヘルスケアグループの放射線治療事業(Varian)の人材育成施設とオンラインで接続されており、画像診断から放射線治療計画、放射線治療までを一貫して学べる教育環境を構築しています。このような診断から治療までを俯瞰して学べる施設は、Siemens Healthineersとしてアジア初となります。
また、本センターはアジア太平洋地域(APJ)の医療従事者や研究者を対象とした国際的な教育・研修の拠点(SPECT/CTトレーニングセンター)としても位置付けられています。
教育・研究への活用と期待
本センターは、本学医療健康科学部および大学院における教育・研究に活用されるほか、現役の診療放射線技師等の医療従事者に対するトレーニングにも活用されます。学生と現役の医療従事者が同じ環境で学ぶことで、より実践的かつ継続的な人材育成を目指します。
【医療健康科学部 志村一男 学部長のコメント】
「本センターの設立により、最新の画像診断機器を活用し、基礎から画像処理・解析までを一貫して学べる教育環境が整備されました。この環境を活かし、学生教育や研究に加え、卒業生・現役診療放射線技師への継続教育や国際ワークショップなどを実施していきます。これにより、シーメンスヘルスケアをはじめとした企業、医療機関、国内外の大学など、学外との人的ネットワークを形成することで、教員・学生の学びと成長に繋げてまいります。」
【シーメンスヘルスケア株式会社 代表取締役社長 櫻井悟郎氏のコメント】
「高齢化社会が進み、医療人材の育成がこれまで以上に求められるなか、シーメンスヘルスケア単独ではなく、長い歴史と実績を持つ駒澤大学とともにアジア初の試みとなる、画像診断から放射線治療計画、放射線治療までを一貫して学べる環境を構築できたことを大変意義深く感じています。本センターを通じて、次世代の診療放射線技師やサービスエンジニアの育成を支援し、医療の質の向上と持続可能な医療体制の実現に貢献してまいります。」
今後も、本センターを通じて次世代の医療を担う実践的な人材育成を推進し、日本およびアジア地域の医療の質向上に貢献してまいります。
※同センターにおける画像診断装置について、診断・治療・臨床研究等の実際の医療行為を目的とした使用は行いません。
関連リンク
駒澤大学のWebメディア「駒大PLUS」にて、本センターに関する詳細な取材記事を公開しています。ぜひ併せてご覧ください。
▼駒大PLUS
・プロローグ 『世界をリードする医療機器メーカー・シーメンスヘルスケアとの産学連携が実現』
・第1回 『【対談】命と向き合う――医療と仏教〈前編〉』
・第1回 『【対談】命と向き合う――医療と仏教〈後編〉』
・第2回 『患者さんの「ジャーニー」を支え続ける ――シーメンス・ヘルシニアーズの技術と人材』
・第3回 『「診断」と「治療」を網羅する実践的な学びへ ――医療健康科学部の教育と研究』

