医療健康科学研究科診療放射線学専攻修士課程2年の松尾季美香さんが「RSNA2025」（第111回北米放射線学会）で「Trainee Research Prize」を受賞

11月30日（日）から12月4日（木）にかけてアメリカ・シカゴで開催された「RSNA2025」（第111回北米放射線学会）において、医療健康科学研究科 馬込 大貴 研究室の 松尾 季美香 さん（医療健康科学研究科診療放射線学専攻修士課程2年）の発表が、「Trainee Research Prize」を受賞しました。

RSNA（Radiological Society of North America）は放射線医学に関する世界最大の学会であり、Trainee Research Prizeは研修医や大学院生など若手研究者による優れた放射線医学研究を表彰する制度です。サブ領域ごとに最優秀の発表が選ばれ、国際的な研究キャリアの後押しとなります。

松尾さんは、人工知能を使って治療効果を事前に予測する「バーチャル臨床試験」を、頭頸部がんの放射線治療で検証しました。仮想患者データを活用することで、より精度の高い治療効果予測が可能となりました。今後、新しい治療法の評価を効率化することが期待されます。

本受賞の情報は以下の通りです。

イベント名
会場	McCormick Place Convention Center (Chicago, IL, USA)
日程	11月30日（日）～12月4日（木）
受賞学生	松尾季美香さん（医療健康科学研究科診療放射線学専攻修士課程2年）
表彰名	Trainee Research Prize
学会名	RSNA 111th Scientific Assembly and Annual Meeting
受賞内容（演題タイトル）	Virtual Clinical Trial Simulating a Phase III Trial to Evaluate the Efficacy of High-Dose Intensity Modulated Radiation Therapy for Oropharyngeal Squamous Cell Carcinoma Using Virtual Patients Created from Low-Dose Radiotherapy Patients
主催	RSNA (Radiological Society of North America)

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