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講座案内

ジャーナリズム・政策研究所では、新聞社・テレビ局・出版社の現役・OB/OGやフリーランスのジャーナリストの方々などの多彩な講座によって、学生研修員の関心に答えております。時間割を見ていただけるとお分かりのように、これほどのバラエティに富んだ方々に親しい距離で学べるチャンスは日本全国でもそうそうないものと自負しております。本学学生や一般社会人・他大生にも開放いたしております。ぜひご参加ください。聴講についてはクリック。
前期はオンラインでおこないます。

令和2年度 ジャナ研講座

令和2年度講義要綱(改訂版)
ジャナ研講座の受講について(研修員・学生聴講員専用サイト) 覧には駒大のアカウントが必要です。

令和2年度講義時間割

火曜日
1時限 坂本律行:マーケティング調査から始まる
水曜日
1時限 山田克:体験的ジャーナリズム論【後期】
2時限

常井健一:1億人のための起業家的ジャーナリズム入門【前期】
都合により休講します

3時限

常井健一:1億人のための起業家的ジャーナリズム入門【後期】
都合により休講します

木曜日
1時限 桑原聡:この世界、そしてニュースの見方
2時限

玉手義朗:メディアリテラシー向上講座【前期】
真下聡:読む・書く・話す・理解し考える【後期】

3時限

下平尾直:出版社の現場から

金曜日
2時限 日本経済新聞 論説委員・解説委員:日経論説講座
3時限

新山賢治:こうしてドキュメンタリーは創られる

番外

逢坂巌:コロナ・ズーム・デモクラシー


令和2年度 講義時間割

1時限

マーケティング調査から始まる~そして商品が生まれる~

(坂本律行)

【後期】
体験的ジャーナリズム論
(山田克)

この世界、そしてニュースの見方
(桑原聡)

2時限

【前期】
1億人のための起業家的ジャーナリズム入門~『一個人』に何ができるか~
(常井健一)

都合により休講

【前期】

メディアリテラシー向上講座~実例で探るメディアのウソとホント
(玉手義朗)

日経論説講座
(日本経済新聞 論説委員、解説委員)

【後期】

読む・書く・話す・理解し考える~新聞記事を活用し就活を視野に入れたトレーニング~

(真下聡)

3時限

【後期】
1億人のための起業家的ジャーナリズム入門~『一個人』に何ができるか~
(常井健一)

都合により休講

出版社の現場から~本づくりの舞台裏~
(下平尾直)

こうしてドキュメンタリーは創られる~悪戦苦闘する制作現場~
(新山賢治)

開講方式

前期 
ZOOMによるオンラインにて開講。参加者には講義のURLをメールなどで連絡します。なお、ZOOMでのオンライン講座受講には、パソコンやタブレット、スマホなどが必要です。大半の機器に対応していますが詳しい必要スペックなどはZOOMヘルプセンター(外部サイト)をご参照ください。また、通信費用は受講生の負担となりますので、wifi環境などは各自お揃えください

後期 
オンラインと並行し、深沢校舎でも開講するかなどについては未定です。8月までに決定し連絡をいたします。

講義時間と回数ならびに学期

1回の講義は80分です。
・1時限目 14:50〜16:10
・2時限目 16:30〜17:50
・3時限目 18:00〜19:20

講義は前期・後期とも8回です。

2学期制です(各学期は9週間。間に1週間の休講期間があります)。
<前期>
5月26日(火)~7月24日(金) 
ただし、6月23日(火)~26日(金)は休講。
<後期>
9月15日(火)~11月13日(金) 
ただし、10月27日(火)~30日(金)は休講。

学生聴講員・一般聴講員

ジャナ研講座は、本学の学生は「学生聴講員」(無料)、一般社会人ならびに他大学学生は「一般聴講員」(有料)として、学生研修員以外の聴講も可能です(登録制)。料金や申し込みなどに関しては、入所案内をご覧ください。学期途中からの参加も可能です。
なお、各講座を修了した学生研修員と学生聴講員には「認定書」、一般聴講員には「修了書」をジャナ研より交付します。

*不明なことなどありましたら、 ご質問とお問い合わせまで

講義紹介(曜日順)

【マーケティング調査から始まる―そして商品が生まれる―】

坂本律行(火曜日・1時限)

企業は調査を行って、自らの商品やサービスに対する意思決定をしています。新しい製品やサービスのアイディアを洗い出し、ふるいにかけて絞り込む、コンセプトをまとめ、調査を行い、分析する。消費者の手元に商品とサービスを届ける。多くの消費者の購入へ至るまでのあらゆるステップがマーケティングです。市場における消費の動向に関するファクト(事実)を知ることが調査そのものです。それが商品やサービスの開発の出発点となります。この講座では自分が手にする商品が手元に届くまでのストーリーを感じられるようにお話していきます。

  1. マーケティング・リサーチ(目的と調査手法/分析の方法、分析結果の見方)
  2. コンセプトとターゲット/シーンとベネフィット
  3. 市場の考え方、既存の市場と新しい市場、競争的市場
  4. 競合との関係(商品のポジショニング/企業とブランドのイメージ)

坂本律行(さかもと・のぶゆき)

主に、マーケティングリサーチ・分析の会社で、多くのメーカー、事業会社の調査分析とマーケティングに携わってきた。1982年から通算するとマーケティングリサーチ・分析業務経験は24年。消費財メーカーでのプロダクトマーケティング経験3年/販売管理、営業企画経験が5年。株式会社坂本総合研究所代表。

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【体験的ジャーナリズム論】

山田克(水曜日・1時限※後期のみ)

通信社の記者になって40年、社会部を中心にたくさんのニュースに関わってきました。歴史的な事件・事故、災害はもちろん、臓器移植やエイズなどの医療、薬害、感染症問題、原発事故、埋蔵文化財、教育問題、学術研究もの、スポーツ、国政選挙・地方選挙など、あらゆる社会事象の分野に首を突っ込んできた「何でも屋」です。
日々の生ニュースだけでなく、数十回に及ぶ長期の連載企画にも取り組み、北朝鮮出身のプロレスラー力道山と在日韓国人ヤクザ町井久之の人生を通して日韓関係の戦後裏面史を描いた「伝説たちの時代」、バブル経済の時代を検証した「野望の系譜」、政財界の利権の構造を追った「談合の病理」、死刑囚や家族、被害者、死刑に関わる法務大臣、裁判官、検察官、刑務官、弁護士を取り上げた「執行再開-死刑の周辺」などの企画記事も手がけました。
こうした経験を通して、ニュースとどう格闘してきたのか、そのとき何を考えたのかを紹介し、ジャーナリズムの役割と課題、克服すべき問題点などを体験的にお話しします。現在進行形のニュースもどんどん取り上げます。

山田克(やまだ・まさる)

共同通信社社会部を中心に記者活動に従事。社会部デスク、大阪社会部長、ニュースセンター副センター長、仙台支社長、東京支社長などを歴任した。現在はOBとして放送報道局委員を務めている。共著に「ルポ高校中退」、「東京地検特捜部」(『談合の病理』改題)など。

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【1億人のための起業家的ジャーナリズム入門~『一個人』に何ができるか】 都合により休講します。

常井健一(前期:水曜日・2時限/後期:3時限)

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【この世界、そしてニュースの見方】

桑原聡 (木曜日・1時限) 

講義は2部構成とします。前半は講師が産経新聞に隔週で連載している時事コラム「モンテーニュとの対話」を素材に、コラム執筆の舞台裏を明かしながら、決定稿にいたるまでプロセスを解説します。後半は、日々の新聞記事を素材に、フェイクニュースや巧みな誘導記事に嵌ってしまわぬよう、ニュースを読むさいの「技術」について説明します。いずれも、参加者の方々に質問しながらの授業となります。

桑原聡(くわはら・さとし)

1957年山口県生まれ。産経新聞社で雑誌「正論」編集長や文化部編集委員などを務め、現在は隔週で大型コラム「モンテーニュとの対話」を連載中。2010年~11年、日本大学芸術学部で「ポピュラーミュージック論」「村上春樹論」を講じる。著書に『わが子をひざにパパが読む絵本50選』『わが子と読みたい日本の絵本50選』(ともに産経新聞出版)、「〈ドン・キホーテ〉見参! 狂気を失った者たちへ」(水声社)、共著に『酒とジャズの日々』(医療タイムス社)などがある。

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【メディアリテラシー向上講座~実例で探るメディアのウソとホント】

玉手義朗 (木曜日・2時限※前期のみ)

「殺人事件の容疑者として25歳の男が逮捕されました」
テレビからこんなニュースが流れてきました。この男は本当に犯人なのでしょうか?
「私はこの方法で10キロのダイエットに成功しました!」
バラエティー番組で、お笑い芸人が体重計の上でガッツポーズをしています。この方法を使えば、あなたも痩せることができるのでしょうか?
私たちはテレビや新聞、インターネットなど様々なメディアから発信される情報に囲まれています。しかし、その中には誤った情報も多く、「やらせ」や「ねつ造」も頻発、安易に信じると、とんでもないことになりかねません。
情報を鵜呑みにするのではなく、自らの力で真偽を判断することが「メディアリテラシー」です。
講座ではメディアの裏側を探りながら、メディアリテラシーを高め、正しい情報の活用方法を身につけて行きます。

玉手義朗(たまて・よしろう)

1958年茨城県生まれ。外資系金融機関などで外国為替ディーリングに従事。1992年、TBSテレビ入社。社会部記者・経済部デスク・CS放送経済ニュースのキャスター。「みのもんたの朝ズバッ!」プロデューサーなどを歴任。

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【読む・書く・話す・理解し考える―新聞記事を活用し就活を視野に入れたトレーニング】

真下聡 (木曜日・2時限※後期のみ)

本講座は主に就活準備に入る大学3年生をターゲットとし、新聞記事などを素材に「読む・ 書く・話す・理解し考える」力を養う具体的なトレーニングを行います。
理想は大学2年から始めることですので2年生、1年生の方ももちろん歓迎します。マスコミ志望者はもちろん、そうでない方もこれから生き抜いていく上で必ず役に立つ内容です。
講座の中では、個人のパソコンやスマホを使います。授業中に講師とメールのやりとりをすることもあります。
実際に行うトレーニングは、現時点では以下のものを考えています。
1. 新聞記事を「縮約」します。自分で選んだ、もしくは講師が指定した記事について、削っていくことで要約します。300 字や 150 字を目標にしていきます。
2. 記事内容を参考に、お題を設けて考えていきます。例えば新サービスや商品、記事の企画などです。
3. 自分の考えた内容をまとめます。相手に伝えることを前提に、メモなどで流れを整えます。
4. スピーチします。1分間に過不足なく詰め込むことを目指します。
5. 文章として書きます。説得力のある、興味深い文章にすることを目指します。

真下聡(まっか・あきら)

朝日新聞ジャーナリスト学校ディレクター。1964年岩手県生まれ。89年朝日新聞入社。取材記者は鹿児島での3年のみで、西部本社・東京本社で新聞編集者を20年以上つとめました。2011年6月の朝日新聞デジタル立ち上げに関わり、デジタル編集長として全社のデジタル発信にも取り組みました。2015年5月からの教育総合本部では、大学1年生向けの作文講座で3年間に1500本以上を読み指導。就活生向けセミナーなどでも3<年間に約200本のエントリーシート添削や面接・グループディスカッションを指導しました。現在所属する朝日新聞ジャーナリスト学校では、主に社外の学生、社会人、シニアなど幅広い方々へ、新聞の読み方や文章の書き方、広報紙づくり、新聞作りについて指導しています。

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出版社の現場から―本づくりの舞台裏】

下平尾直 (木曜日・3時限)

読書や本が好きな方におすすめの講座です。みなさんは「出版」や「編集」という言葉から、何を連想するでしょうか。ドラマ化されるような華やかなギョーカイ? それとも「出版不況」と呼ばれるように暗くて地道で大変な仕事? この講座では、本をつくって読者の手元に届くまでの基礎的な知識はもちろん、各界で活躍中のゲストにお招きしたり、本の帯や出版広告を作成したりしながら、具体的で実践的な本づくり=編集のあれこれを身につけていきます。*以下の講義内容は予告なく変更する場合があります。
01. 「編集」という仕事
02. 出版社とはどんな仕事をするところか
03. 映画で観る出版社の仕事
04. 奥付を「読む」:本に関する歴史と基礎知識
05. 書物の「解体」学:本はこうやってできている
06. 「わたしの1冊」をプレゼンしよう
07. パクリはなぜダメなのか?:著作権を考える
08. どんな本を世に出せばいいのか?:企画書を書く
09. 校正とはなにか?:考え方と実践
10. 装幀とはなにか?:本というブツの愉しみ
11. タイトルと帯文:キャッチコピーの考え方
12. 印刷と製本:まさに「本」の歴史と文化の担い手
13. 本と読者を架橋する:広告/書評の役割と重要性
14. 本はどこで買えばいいのか:町の本屋さんと「アマゾン問題」
15. 本は買わなくていいのか:町の本屋さんと「図書館生活」

下平尾直(しもひらお・なおし)

1968年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程退学。コピーライター、編集者を経て、2014年に(株)共和国という出版社を創業。以後、藤原辰史『[決定版]ナチスのキッチン』(第1回河合隼雄学芸賞)、山家悠平『遊廓のストライキ』、池田浩士『[増補新版]抵抗者たち』、ジョゼフ・チャプスキ/岩津航訳『収容所のプルースト』などを刊行。共著に、『表現と教養』(ナカニシヤ出版、2019)、『メディアの本分』(彩流社、2016)など多数がある。

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日経論説講座】

日本経済新聞論説委員・編集委員(金曜日・2時限)

日本経済新聞の第一線の論説委員らが政治、経済、国際などの分野の背景を講義する。膨大な量の情報がインターネットなどを通じて流れているが、大事な情報を選んで他の情報とつき合わせてニュースの全体像を把握するのはそう簡単ではない。ニュースの背景にある歴史的な経緯や人物像を紹介しながら、立体的な現代を描く講義を目指します。

上期
①原田亮介:総論(メディアリテラシーの磨き方)
②大島三緒:コラムはこうしてできる
③大林尚:社会保障と財政
④大石格:米国政治と安全保障
⑤西條都夫:日本産業論
⑥田中暁人:デジタル化と社会
⑦中澤克二:中国の政治・経済
⑧佐藤大和:ブレクジットとEU

下期
①藤井彰夫:世界経済の行方
②坂本英二:国内政治を占う
③水野裕司:変わる雇用
松尾博文:エネルギー政策
⑤久保田啓介:科学技術
⑥谷隆徳:地方再興
⑦峯岸博:朝鮮半島情勢
⑧池田元博:日ロ関係

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こうしてドキュメンタリーは創られる~悪戦苦闘する制作現場】

新山賢治(金曜日・3時限)

この講座は、テレビ・ドキュメンタリー制作の現場で企画はどのようにして生まれ、制作者はどのように悪戦苦闘し放送にたどりついたか。また、放送後の反響にどう向き合ったかを辿りながら、メディアにとってテレビドキュメンタリーの果たしてきた役割を再確認する時間を受講者のみなさんと共有したいと考えております。
講座は大きく3つの視点から構成します。一つ目は、過去から現在に至るまで、私や私が知る制作者が手がけたテレビ・ドキュメンタリーを、制作者の一人称で振り返り、舞台裏の悪戦苦闘に迫るものです。時に教室に制作者本人をお招きすることも考えております。二つ目は現在、私が手がけている企画を披露しながらそれがどのように結実していくか、その悪戦苦闘の様を皆さんに披露し、同時進行で企画誕生の成り行きを体感していただきます。三つ目は皆さんと共に、一つの企画を結実させたいと思います。2019年度、学生の皆さんが提案をした「インタビュー・ドキュメンタリー 2020年あなたは」をなんとか結実したいと思います。もう一度、提案を練り直し、ロケ、編集、MAといったポスプロ作業を進め、完成に辿り着きたいと考えております。

新山賢治(しんやま・けんじ)

1953年山口県生まれ。1977年日本放送協会近畿本部報道部入社。その後、報道局ディレクター、NHKスペシャルプロデユーサーを経て、制作局長、理事、NHKエンタープライズ制作本部プロデューサー、現在は企画舎GRIT代表。2017年度「NHKスペシャル インパール 戦慄の記録」で芸術祭優秀賞、2018年度「劇場版 8Kで解き明かすからだの中の宇宙」で科学映像技術祭内閣総理大臣賞を受賞。

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コロナ・ズーム・デモクラシー〜コロナが変える?コミュニケーションとジャーナリズム〜】

逢坂巌(原則金曜日・講義後)

ジャナ研所長の逢坂が、運営委員、指導員・研究員の先生方などと、withコロナの時代のコミュニケーションやジャーナリズムの変化についてざっくばらんに語るジャナ研紹介プログラム。研修員・聴講生(学生・一般)は無料。週1回(基本は金曜19時半~)。

逢坂巌(おうさか・いわお)

1965年福岡県生まれ。東京大学法学部卒、同大学院法学政治学研究科博士課程中退。東京大学助手、立教大学助教などを経て、駒澤大学法学部政治学科准教授。専門は政治コミュニケーション。著書に『日本政治とメディア』(中央公論新社,2014)、『「戦後保守」は終わったのか』(共著,KADOKAWA,2015)、『政治学』(共著,東京大学出版会,2012)、『テレビ政治』(共著,朝日新聞出版,2015)など。

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